Compositor: Ami Kusakari / Emi Okazaki / Ichiro Yamaguchi / Keiichi Ejima / Motoharu Iwadera
ながれながれ
とりはとおくのいわがなつかしくなるのか
たかくそらをとんだ
だれもしらない
しらないまちをみおろしとりはなにをおもうか
さびしいぼくとおなじだろうか
はなればなれ
とりはむれのなかまがなつかしくなるのか
たかいこえでないた
なにもいわない
いわないまちはしずかに
それをきいていたんだ
よわいぼくとおなじだろうか
いたみやきずやうそになれたぼくらのことばは
つかれたかわもうかびながれ
きみがすむまちで
きえた
きえた
(かわはながれる)
きえた
(まだみえてない まだみえてない)
きえた
きえた
(かわはながれる)
きえた
(まだみえない まだみえないから)
ぬれたままのかみでぼくはねむりたい
ぬぎすてられたふく
きのうのままだった
なにもいわない
いわないへやのかべにそれはよりかかって
だらしないぼくをみているようだ
いたみやきずやうそになれたぼくのひとりごと
つかれたよるとならびふくかぜ
きみのほほへ
ふれた
ふれた
(よるはながれる)
ふれた
(ないてはいない ないてはいない)
ふれた
ふれた
(よるはながれる)
きみが
(ないていた ないていたから)
ふりかえったきせつにたって
おもいだせなくていやになって
ながれながれてたとりだって
まちでないてたろ
ないてたろ
すぎさったきせつをまって
おもいだせなくていやになって
はなればなれからとびたって
とりもないてたろ
ないてたろ
いつだってぼくらをまってる
つかれたいたみやきずだって
かわらないままのよるだって
うたいつづけるよ
つづけるよ
いつだってぼくらをまってる
まだみえないままただまってる
だらしなくてよわいぼくだって
うたいつづけるよ
つづけるよ